食育の取り組み
食育の取り組み
食育目標
1. お腹がすくリズムのもてる子ども
2. 食べたいもの、好きなものが増える子ども
3. 一緒に食べたい人がいる子ども
4. 食事づくり、準備にかかわる子ども
5. 食べ物を話題にする子ども
保育園での給食や食育への取り組みは、「保育所保育指針」「保育所における食育に関する指針」「児童福祉施設における食事の提供ガイド」「保育所における食事の提供ガイドライン」に基づき行っています。たんぽぽ保育園での食育目標は「保育所における食育に関する指針」に基づき、5つを目標に定めています。
生活の場である保育園で、食生活の大切さを伝えるための取り組み
- 食に関わる色々な経験を通して、食べる意欲につなげる。
- 行事食を通して子どもたちに日本の食文化を伝えていく。
- 給食・おやつ等は加工食品・既製品の使用は最小限におさえ、できる限り手作りの調理を心がける。
- 旬の野菜・果物を使用し、できるだけ地元の食材、安全な食材を使用する。
- 調味料もできるだけ安全な物を選ぶ。
- 味付けは薄味にし、食材の持つ味を大切にしている。
郷 土 料 理
- 美しい山や海に囲まれた地域で、地元の魚や野菜を使って伝えられてきた郷土料理や加工食品を、子どもたちに受け継いでほしいと思い、行事食や給食に盛りこんでいます。
- 普段とちがう雰囲気の中で、四季を感じながら食事をすることが興味や感心をもち、心に残っていくと思います。
食事のマナー
- みんなが、気持ちよく、楽しく食べるためには 「食器や箸の使い方」 「姿勢・食べ方」 「あいさつ」 などのマナーを身につけることが必要となります。
《 楽しい雰囲気を大切にし、職員も一緒に食事をしながら伝えています。》
《 保育の中でも紙芝居や絵本を使って伝えています。》
- 机と椅子のバランスを考え、床に両足をつけることで、しっかりと噛むことができます。
《 個々に合わせて踏み台を使用しています。》
手づかみ~道具への移行
- 園では一斉に、この時期からとはせず、手づかみ食べを十分にしてから 「スプーン」 へ移行します。
- 手づかみ食べは食べる意欲を育てるために大切なことであり、目と手と口の協調運動とされいます。発達段階において、とても重要な行動です。
- 目で大きさを確かめ、手で硬さや温度を知り、食べこぼしたり口に入れ過ぎたりしながら徐々に自分に適した一口量を調整することを覚えて行くようになります。
- また、手づかみで 「自分で食べれた!」 という自立を促す体験をさせることで、自然と食べることが好きになり 「スプーン」 や 「お箸」 への移行がスムーズになると思います。
その日の食事とおやつを展示しています。
- 「これ、たくさんたべたよ!」 親子の会話もはずんでいます!
この日のこんだては・・・
昼 食 「 ごはん、ポトフ、五目大豆煮、宮津ちくわの磯辺揚げ、春雨サラダ 」
おやつ 「 黒糖蒸しパン、りんご、牛乳、かえり 」
「 三色食品群 」ってなに??
- 栄養素の働きから 「 黄 」 「 赤 」 「 緑 」 の三色に分けたものです。
バランス良く食べることで元気な体をつくる目安となるものです。
「熱や体のもとになる」
「おもに体をつくる」
「体の調子をととのえる」
園では年長児になると三色パネルを使って、その日の給食を色分けしています。
毎日続けることで、好きなものだけでなくバランスよく食べることの大切さを知ります。